多感症を緩和させる対策は、制汗剤を利用したり、生活習慣を改善することが一般的ですよね。

実はあまり知られていませんが、漢方薬を服用するのも多汗症対策で有効です。

近年ではダイエットやアルツハイマーへの効果が注目されたこともあり、漢方薬はブームとなくているともいえます。

漢方薬の歴史は非常に長く、すでに2000年ともいわれています。
こんなにも長い歴史があるのにも変わらず、いまいち効き目が感じられなかったり、おまじない的な要素としてイメージされることも多く軽視されてきました。

しかし漢方薬は、上手に活用することで効果が期待できます。ここでは、多汗症の方におすすめの漢方薬を紹介します。

多汗症に使われる漢方薬の種類

多汗症に用いられる漢方薬の種類は複数あります。

一つ目は「柴胡桂枝乾姜湯」があげられます。

体がポカポカとして汗がどっと出てきたり、ホルモンの調子が乱れて貧血をおこしたり、心臓の鼓動を穏やかに抑える作用があります。

体力のない人でも使うことができ、更年期障害による多汗症の治療としても使用されることが多く見られます。

貧血の症状がある人も、血行を良くすることができ、その改善に期待ができます。

次に紹介するのは「柴胡加竜骨牡蛎湯」です。

「柴胡桂枝乾姜湯」と同じような名前ですが、入っている生薬が一部同じであるため名前が似ているということになります。

人前で発表や発言をする場面などで緊張して汗が出る人に向け、その症状を緩和することに期待ができます。

緊張することで汗が大量に出てしまう人に処方されるケースが多く見られます。この薬は比較的体力があり、胃腸が丈夫な人に処方されます。

最後に紹介するのは「黄連解毒湯」です。血圧が高くてのぼせるような人向けの漢方薬です。

多汗症にももちろん効果は期待できますが、イライラすることが多い人や頭痛のある人、不眠の緩和などにも用いられることが多く見られます。

体力があり、暑がりの人には効果が期待できるでしょう。